徒然なる哲学日記

徒然なる哲学日記

日常生活の出来事にたいする考察(セネカの倫理書簡124通の英訳からの訳を公開してます)

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

子供への過干渉は、世間に対する過度の承認欲求から生じる

毒親というのは子供が憎いとか子供に関心があるとかとは真逆で、子供には無関心だが、自分が世間とか職場の人にどう見られてるかということを、とても気にしていつもやきもきした気持ちで落ち着かずに生きている人達だ。いや、もっというなら、自分は世間や…

創造は全て、試行錯誤から生まれる

だから、失敗つまりは試行錯誤を許さない日本の教育からは、ロクな人材が育たないのである。暗記もうまくすれば試行錯誤の対象になるのだが、やたら暗記量ばかり増えてしまった昨今の大学受験では最早そうもいかない。ましてや、コミュニケーション能力や部…

日本人が真面目なのは快楽主義だから

まあそれを真面目と呼ぶのかどうかはさておき、何故殆どの日本人が学校では真面目に授業を聞き会社では真面目にバカな上司の指示を聞いて意味もない仕事に精を出しているのかというと、何より「快楽」というご褒美があるからだ。それは、所属と承認の欲求が…

試行錯誤=内省=瞑想

だから、自分で色々と工夫したり努力したりして勉強することが大切なのである。日本の教育では失敗を極端に許さないからなかなかそういった人間が育たない。挙句、自分では何の努力も試行錯誤もせずに、その場その場の思いつきを口から出まかせで言うような…

善意の搾取と試行錯誤

会社でびっくりするくらい仕事をしないのに、びっくるするくらい偉そうな人間というのは沢山いる。また、実力があって立場上仕事をしないのでもなく、本当にただの無能でただ長く会社にいたというだけで自分を何か素晴らしく尊敬されるに値する人物だと思っ…

失敗が許されない日本の教育は、トライアルアンドエラーができる人間を育てない

部活動でも勉強方法でもそうなのだが、日本の教育現場では、失敗が極端に許されない環境にある。部活では一度所属したら辞めたら途中で部活を変えるなどすると教師や同級生から白い目で見られるなどし、勉強でも教師が「板書をしろ」「教科書を写せ」「授業…

仕事嫌いの癖に勤勉なフリをする日本人

昔ニートだった頃、ソシャゲや風俗に使う金欲しさに物流倉庫の日雇いバイトに通っていたことがある。みんな黙々と働く真面目な人達で、どんな職場でも正社員としての需要がきっちりありそうだった。(もっとも、そんな職場でも仕事のやり方一つどうでもいい拘…

会社は学校と同じ。だから日本経済は成長しない

何故日本の経済がここ30年成長していないのかというと、働いてないからの一言に尽きる。日本人は仕事熱心で残業を沢山やってるのだから、一生懸命働いてるじゃないかという人がいるかも知れないが、彼等は学校行事や部活の延長線上で働いてるからどうでもい…