徒然なる哲学日記

徒然なる哲学日記

日常生活の出来事にたいする考察(セネカの倫理書簡124通の英訳からの訳を公開してます)

医学

セネカ 倫理書簡36 引退の価値について

1. 君の友人のことを、引退の陰に隠れ、名誉ある経歴を捨て去り、より多くのことを達成できたかも知れないのに、それら全てよりも、平穏を好んだという理由で悪く言う人達を軽蔑するように、彼を励ましてあげて下さい。これらの批判者に対しては、彼が自身の…

セネカ 倫理書簡23 哲学から得られる真の喜びについて

1. 僕が手紙に、この冬はどれほど穏やかだったとか―—実際、短くて暖かかったですが―—、この春は季節外れの寒さでどれほど過ごしにくいかなど、言葉に窮した人達のように、その他のあらゆるつまらないことを書くとお思いですか?いいえ、僕は君と僕自身のどち…

「病院名を公表します」「店名を公表します」

五輪に関わった偉い人たちの会計明細と名前も公表したらどうだろう。そんな意味深いことは死んでもしない癖に、どうして次から次へと無意味なことばかりは必死にしたがるのだろう。名前を公表して何か問題が解決することってあるのだろうか。店や病院に責任…

コロナと承認欲求

別にコロナに限らず、街で遭遇する歩きスマホや電車内で遭遇するトナラーや飲食店で遭遇するクチャラー、意味不明なポエムを語る政治家や上司、俗に毒親と言われる人達に共通するのは、彼等が承認欲求を生きがいにしてると言うことだ。ブラック企業の経営者…

1兆6000億円は養鶏業者にあげるべきだった

東京オリンピック・パラリンピックにこれまでかかった費用が、1兆6000億円くらいらしい。巨大な便器の建設と後はほとんど中抜きに次ぐ中抜きに使い込まれたそうだ。中抜きしてお金を得た人は何に使うのだろう?車を買い替えたり、家のローンを一気に返済した…