徒然なる哲学日記

徒然なる哲学日記

日常生活の出来事にたいする考察(セネカの倫理書簡124通の英訳からの訳を公開してます)

コロナウイルスとネアンデルタール人、そしてアトランティス

news.yahoo.co.jp

 コロナウイルス重症化のファクターに、「ネアンデルタール人の遺伝子」が関与しているらしい。そしてオカルト界隈では、ネアンデルタール人は我々が学校で教わった知識とはかけ離れて、高度な知性と文明を持っていたというのは半ば定説として定着しつつある。

 

 ネアンデルタール人について一般的な知識をおさらいしておこう。パッと説明できる人は相当に学校の授業を熱心に聞いていて偉い。

 

ネアンデルタール人(ネアンデルタールじん、学名Homo neanderthalensis〈※後述〉、: Neanderthal(s): Neandertaler)とは、化石人類の一つ。ヒト属の一種で、約40万年前に出現し、2万数千年前に絶滅したとみられる。ただし、新しい学説(2014年発表)は約4万年前に絶滅したとする[3]ja.wikipedia.org

 

 南イタリアで化石が見つかったり、インドにはその遺伝子を引き継いでる人が多いそうだ。人口は多い時で2万人が上限だったといい、数万年前に絶滅したらしい。絶滅はしたものの、ホモ・サピエンスと繁殖してその血の影響を残していると言えよう。

 以前にこのブログで、「新型コロナウイルスは虐げられた者たちの怨霊」と表現したことがあるが、現代社会もおける「虐げられた者たち」というと、資本主義社会の中で、強欲な資本家や政治家、権力者に搾取される人達…より身近な表現をするならば、ブラック企業で過労死・過労自殺寸前まで追い詰められてる人達、いじめに遭って自殺したいと考えている人達、「パリピ」至上主義のもとで、「陰キャ」や「発達障害」などと誹謗中傷を受けている人達がそれに当たると思う。そして、そんな人達の集合的無意識が、資本主義に対するカウンター装置としての、新型コロナウイルスを生み出したのではないだろうか。実際、コロナの蔓延により、そんな「虐げられた人達」が苦手な、大勢で集まってワイワイするイベントや、大型スポーツイベント、大量消費するイベントなんかは、大きく息を潜めるようになった。

 

 ではそんな、「虐げられた人達」の集合意識が生み出した新型コロナウイルスが、ネアンデルタール人の遺伝子を持つ人達を重症化させるとはいったい、どういう仕組みというか、理屈から来ているのだろうか?

 

 アトランティス破局する時、すでに国家として腐敗し、現在の資本主義のような形で強者が弱者を虐げ、様々な形でエネルギーが中央集権的に集約し、一方的なエネルギーの流れが生み出す歪さによって地球の均衡が崩れ、一夜にして海の底に沈んだという(利己的な人々の破壊的な想念が神の怒りを買ったという表現と何の矛盾もない)。それがおよそ今から1万2000年前のことだ(この時期はプラトンの『クリティアス』に記載がある。プラトンの師ソロンが、エジプトの神官から聞いたものだそうだ。ちなみに沈没を逃れた一部のアトランティス人は、エジプトに逃れ、科学は魔術つまり錬金術エジプト人たちに教え、ピラミッドの建設を指揮したという)。

 

 資本主義による富(エネルギー)の偏りが現代の世界を歪ませ、人々の心を荒廃させているという状況は、アトランティス破局の時期に近いものがあるかも知れない。もしもネアンデルタール人破局を免れたアトランティス人の末裔なら、その遺伝子は、資本主義へのカウンターとして発生した新型コロナウイルスに対して、脆弱なものとなってしまうのかも知れない(患者に責任がある訳ではないが、カルマは時に個人の事情を超えて大きく作用する)。

 

 とはいえ、この理論のは些か飛躍もあり、もしもアトランティス的なものに対して新型コロナウイルスが強毒的に作用するならば、社会的にその風潮を強く持つ中国人や日本人に対して強く作用してもおかしくない。しかし東アジアの人々はネアンデルタール人の遺伝子はない。よって重症化しにくい。などなど、疑問点は尽きない。

 

 それとも、ネアンデルタール人の遺伝子を持つ人達には、救いとしての「死」がもたらされ、コロナウイルスにより、霊界のかつての仲間のもとへ還ることができているのかも知れない。そういった意味でも、やはりコロナウイルスは悪いものではなくなる。

 

 どれも仮説に過ぎないが、「コロナウルス」と「ネアンデルタール人」そして「アトランティス」というキーワードを多くの人に探究心と想像力を掻き立てるのではないだろうか?まだまだ考察の余地がありそうで面白い。いかに参考になりそうな書籍をいくつか紹介する。

 

 

神秘学概論 (ちくま学芸文庫)