徒然なる哲学日記

徒然なる哲学日記

日常生活の出来事にたいする考察(セネカの倫理書簡124通の英訳からの訳を公開してます)

やることない人は夢の世界で楽しく遊ぼう

f:id:potemalu02:20200410215657j:plain夢の世界ってこんな感じかな?


 一時期ニートだったことがあり、その時は時間潰しに苦労したものだが、現実の方が退屈になると毎晩見る夢の中の方がエキサイティングになってくるから不思議なものだ。


 ブラック企業の中の悪い人間関係など、昼間が劣悪な環境だと夢の中まで陰湿だったり荒廃した風景になる。対して昼間何もしなかったり呑気に過ごしていると、不思議と面白い夢を見る。過去に親しかった人が出てきて懐かしい気持ちになったり、あり得ないような冒険をする夢だ。


 例えば今朝僕が見た夢は、牛や豚などの動物が人間を逆に家畜のように支配するという世界の夢だった。そして動物のボス格に「もののけ姫」に出てくるオッコトヌシのような奴がいて、巨大な牙で遅いかかってくるのだ。そんなコンセプトの漫画があったような気がする。そんな夢を見た翌朝はスリル満点の映画をみたような気分になって中々清々しいものだ。劣悪な環境で働いてる時はなかなかこんな夢を見ないものだ。きっと、静寂な環境に置かれることで想像力が発揮されているのだろう。これもコロナウイルスの素晴らしい効用だ。金もかからないし、精神衛生上も素晴らしい。


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 沢山の人とはしゃいで神経をすり減らした日というのは、あまりいい夢を見ないものだ。潜在意識下で、嫉妬や悪意みたいなものがあったりして、心から休めないのかも知れない。だから今見たく人と人が離れている状態でこそ、真の友情というか霊的な交わりというものが出来るのではないだろうか。夢の世界は霊界に近いという。そもそも霊の間に距離は関係ないし、近くにいるほうがかえって心の距離を感じるものだ。


 それに夢の世界だと、物理的には離れていても心は近しい人達と交流できるそうだ。だからよく寝ると気分がリフレッシュされるのだろう。コロナウイルスの自粛要請で暇だという人はとりあえず寝て夢の世界で遊んでみよう。眠くなければ自慰行為をしてみよう。多分すぐ眠くなるし、余計な欲求不満も消えるだろう。