徒然なる哲学日記

徒然なる哲学日記

日常生活の出来事にたいする考察(セネカの倫理書簡124通の英訳からの訳を公開してます)

自殺をしてはいけない理由

当ブログはブログタイトルに「哲学」という言葉が入っているが、スピリチュアルな話題も多く記事にさせて頂く。ならばスピリチュアルブログと称すればよいではないかと思われるかも知れないが、巷のスピリチュアルは占いやパワースポットなど、論理的・科学的な考証の対象となり辛いものが多い。当ブログではスピリチュアルな内容は厳密に「学問」として扱っていくつもりなので、あえてブログタイトルに「哲学」と入れている。かの有名な哲学者プラトンも霊視能力があったという。

 

さて、では本題の「自殺をしてはいけない理由」について書いていく。

 

日本では毎年3万人の人が自殺で亡くなっている。近年は減少傾向にあり、2万人ちょっとであるそうだが、若者の死亡原因の一位は、自殺だという。これは、極めて異常なことだと考えていい。かくいう僕も惨めな人生を過ごした非モテでかつ現在は無職で日々死にたいと思っている。死ねばあらゆる不安や苦痛から逃れられるし、リスクマネジメントとしては最高かも知れない。しかし、自ら命を絶つわけにはいかないのだ。決して。何故かというと、「死ねば無になれる。意識も魂も消えて楽になれる」という論理的・客観的な証拠が存在しない、からである。

 

死んで完全に無になれるならいい。でも、もし魂が存在したら?死後の世界が存在したら?地獄が存在したら?自殺することで、もっと苦しむのではないか?そう考えたら自殺のリスクはあまりにも高い。自殺霊の運命について記されているサイトや書籍は沢山ある。

自殺の甘い罠:自殺者たちの死後2

上記のサイトは一例に過ぎず、体験談は数多く存在する。が、そのいずれにおいても共通しているのが、「自殺した人間は死後に生前の何倍もの苦しみを味わう」という点である。本来の寿命の時間までを地獄で過ごし、来世は前世より厳しい境遇に生まれ変わり、再び自殺するほどの苦しみを味わい、それに打ち勝たねばならないという。

 

スピリチュアリストの江原啓之も、自殺は神の愛に反することとして、厳しく戒めている。「ものすご~く遠回りな学びになるが、あまりにコスパが悪い」という表現もしていたように思う。多くの霊能者や神秘学者が自殺をよくないものとしている。霊能者と言われる人達の多くは必ずしも正しいことを言っているわけではないが、多くの人達が口を揃えて言うことを、無視することもできない。

 

もちろん、それら全ての事情を鑑みて、それでも死にたい。とにかく今の世界から消えたい。いなくなってしまいたいと思う人は一定数いるかも知れない。僕がそうだった。そして今もそうだ。霊的真理を知り、シルバーバーチやホワイトイーグルを初めとする多くの霊学の書籍を読んだ。それでも、死にたいと思ってしまう。なぜか。それくらい、現実社会は厳しい。資本主義は厳しい。競争社会は厳しいのだ。世界は常にめまぐるしく移り変わり、決まった教義や教えでは人の命を救うことは出来ない。だから常に人は学び続け、成長しなければならない。

 

つい最近知ったブログに、大きく希望を貰ったものが二つある。うち一つは転職アフィブログだが、書いている内容がすごくいいので紹介させて頂く。

yaminomukogawa.net

white-reisai.com

上記二つのブログには、とても勇気を貰ったので、今にも死なんとしてる人には是非とも呼んで欲しい。特に後者のブログは実用的で、力のない「スピリチュアル」ブログよりよほど参考になるだろう。

 

かくいう僕も自分自身に「自殺はダメだ」と必死に言い聞かせるようにしてこの記事を書いている。が、人間切羽詰らないと共感を呼ぶ文章なんて書けないだろう。満たされたクリエイターにいい作品なんて作れない。自殺したくなるような毎日もまた、インスピレーションを授けるための神の恩寵なのである。

 

最後に死後の世界を描いた映画や書籍をいくつか紹介しておくが、スピリチュアルの知識としては極めて初歩的なものになる。今はネットで沢山の霊的な知識を学べる。参考程度に