徒然なる哲学日記

徒然なる哲学日記

日常生活の出来事にたいする考察(セネカの倫理書簡124通の英訳からの訳を公開してます)

邪教「労働教」~ソラトの信奉者日本人~

カルト宗教の如く「労働」を崇める日本人。

よくドラマや漫画で新興宗教が悪の集団として描かれるが、労働教という邪教を信奉する現実の日本人こそ、真の意味でのカルト集団なのである。世界から見れば日本人は狂っているのである。新興宗教がやたら日本人のメディアの話題にされるのは、同族嫌悪なのである。

 

そして、日本のカルト宗教である労働教の教義の一つに「長時間労働」がある。これは悪魔による黒魔術の儀式にも等しい。人間らしい心と引き換えに、カルト集団内での承認欲求を満たすものである。哀しいかな彼らは、長時間働いて悪魔に魂をささげるのが生きがいなのである。カルト宗教の多くは霊的な背景において悪魔が糸を引いている。これは例えではなく現実的な話である。労働教の背景にも、悪魔ソラトが潜んでいる。

 

はじめに言っておくが、長時間労働とは断じて「悪」なのである。何故か?それは多くの場合長時間の労働は見栄や利己心に由来しており、愛から発せられたものではないからである。それに、好きでやっているならともかく、殆どの日本人は仕事にやる気がない。ダラダラ働いて長引かせ残業し、効率よく終わらせて帰ろうとする人を魔女狩りの如く裁こうとする。こういう人は実は、仕事に…つまり「労働教」という宗教に依存しているのである。自分一人になった時に、自分で自分を充足させることが出来ない、精神的に自立していない、子供なのである。かつて戦争に敗れた時、敵国の司令官から「日本人はまるで子供だ」と言われた。その通り、集団にアイデンテティを依存し、自分の頭で、心で、モノを考えることが出来ない子供なのである。子供だから、責任を取りたがらない。子供だから、自分で自分の価値を認めることが出来ないのである。

 

いつまでも労働教という邪教の懐でぬくぬくと生きていたい。いつまでも「世間」という教祖を崇めていきたい。そういう極めて幼稚で愚劣で低俗で卑劣で邪悪な精神が、長時間労働を求め、また他人にもそれを強要するのである。悪魔は長時間労働にヒトを縛り付けることで、人間らしい心を破壊し、精神の成長の機会を奪い、物質主義の奴隷とする。このような悪事に関わった人間は死後、地獄において、唯物論の悪魔の中でも最強の悪魔「ソラト」に組し、この地上へ破壊と絶望をもたらし続けるという。ソラトがイメージしにくい人は、「核戦争が起きた後の世界」を想像して欲しい。一切の生命の営みを拒絶し、地獄をもたらさんとするのがソラトの思想である。また、太陽の黒点は、ソラトの力を持つ。

 

まあ要するに長時間労働を推奨する人間は、どうあがいても死後地獄に堕ちるということである。一生懸命働くことの何が悪い?って言う人がいるかも知れない。馬鹿を言ってはいけない長時間労働する人は全くやる気がない。仕事そのものを侮蔑しているのだ。全く一生懸命に取り組んでいない。仕事をファッションかなにかだと考えているのだ。好きなら一人で家で黙々と取り組めばいい。他人の目なんか気にしないで。それが出来ないなら仕事に全くやる気がないのと一緒だ。長時間労働の推奨者は業界そのものを侮蔑し、唾を吐きかけ、踏みにじり、泥をこすりつけ、その仕事が持つ尊厳をドブに捨てているのである。

 

以上、邪教「労働教」の異常さについて簡単に説明してみた。

洗脳を解きたい人は参考にして欲しい…まあ、無理かな。

海の底に沈んでから改心すればいいか、かつてのアトランティス人のように。