徒然なる哲学日記

徒然なる哲学日記

日常生活の出来事にたいする考察(セネカの倫理書簡124通の英訳からの訳を公開してます)

長時間労働や、必要以上の残業をするオッさんの心理

残業する人間の心理はというと、要するにモテたいのだ。


頑張ってる僕をチヤホヤして。長時間働いてる僕を見て!特に若くて可愛い女子社員のみんな!こんなに頑張って働いてる僕は偉いんだ!セックスして!


これが無駄に長時間働いて無駄な残業をするオッさん達の心理である。彼等は別に仕事熱心なのではない。逆だ。やる気がないからダラダラと引き延ばすのだ。


残業する人間の労働効率は極めて悪い。本当に悪い。わざと遠回りをして、問題解決から遠ざかり、仕事を複雑に、時間がかかるものにして、「残業するチャンス」を捻出するのだ。残業時間が増えれば、それだけ皆にアピールするチャンスが増える。女子社員にチヤホヤされる機会が増えると、本気で思い込んでいる。


気持ち悪いことこの上ないが、これが真実だ。世の中には変態やロリコンが沢山いて危ないと声高に叫ばれるが、長時間労働をして残業するオッさん達はみんなロリコンの変態でクズなのである。


オッさん達は会社に何しに来てるのか?女子社員とお喋りしに来てるのである。残業する人間の多くは無駄な雑談をする。若くて綺麗な女子社員と楽しくお喋りして、がっぽり残業代を稼ぐというのが、今のオッさん達の豊かなライフスタイルである。そしてその負担は、いつの時代も若い人達にのしかかる。


若い人達は少ない賃金で、必然的に残業代も少なくなるが、こうしたオッさんはマウンティングのために若い人達にも残業を強要する。強要することで、自分が強いオスだと女子社員にアピールしてるのである。こうしたパワハラ上司は間違いなく異常性欲者であり、妻子がありながら、常に虎視眈々と若い女子社員を狙っているのである。


性欲に捉われたオッさんは業務を複雑化し、少しでも女子社員にアピールする機会を増やす。そして業務が複雑化してことで達成できなくなったノルマを、若者に負担させることで達成しようとするのだ。まさに黒魔術であり、多くのブラック企業がこれを実践している。


こうした変態のオッさん上司は、部下に長時間労働を強要し、人格否定したり、威圧的な言葉を浴びせることで、自身のストレスの捌け口にしている。全てはオッさんの歪んだ承認欲求と異常性欲に由来するものだ。人は欲のために、ここまで残忍になれるのだと、パワハラ上司を見て人は学ぶことができるだろう。


そして今は、若い人の方が、仕事の面でも、人間性の面でも優秀だ。こうしたパワハラ老害に傷つけられて生きてきた若い人が、今は本当に多い。そしてそんな人達は、優しく、本当の意味で優秀だ。


長時間労働や無駄な残業の動機が若い女子社員に向けられたオッさんの異常な性欲であるという真理は、これからの日本ではますます明らかにされていくだろう。そしてそんなオッさん達は、死後自らの欲望が生み出す無間地獄の苦しみに、永い永い間捉われることになるだろう。若い優秀な人に素直に学ぶ精神を持つことが、その地獄の期間を短くする唯一の手段であろう。